>>これまでの取り組み
中心市街地新規出店セミナー開催
-2010年2月2日-
 「新規出店のためのヒントをつかむ」
実施状況
経験者による体験談
上・高田氏、下・小島氏
コーディネーターの熊倉氏
2010年2月2日(火)、前日夜半から午前中まで降り続いた雪が道端などまちなかのいたるところに残る中、午後6時より高崎市南公民館5階講義室において、高崎市、高崎商工会議所、NPOぐんまの三者協働により、中心市街地新規出店セミナーを開催しました。

このセミナーは、高崎市中心市街地における商店街後継者対策事業の一環として昨年度に高崎市として初めて開催したもので、平成21年度は、中心市街地での出店に興味がある人や高崎市の中心市街地で空き店舗を所有・管理している方など、約20名が参加されました。

このセミナーでは、高崎市内の商業の現状と動向等の説明、実際に高崎の中心市街地で新規出店をした経験者の体験談、平成14年から高崎市や高崎商工会議所と協働で取り組んでいるたかさき空き店舗マップたかさき商店街マップ、さらに新たに作成している高崎市中心市街地に関する情報提供サイト(たかさきの中心市街地)の紹介などが行われました。

高崎市内の商業の現状と動向等の説明は、平成23年4月1日に中核市への移行を目指す高崎市全体や中心市街地の商業や商圏の現状、大規模ショッピングセンターと中心市街地商店街の比較などについて具体的数値データによる説明がなされました。

実際に高崎の中心市街地で新規出店をした経験者の体験談は、西口一番街商店会に面するセレクトショップ「Lotus(ロータス)」代表の高田知之氏と、西一条通り商店街(通称レンガ通り)にあるレストランウェディングプロデュース「for you(フォーユー)」代表小島徹也氏の2名に講演していただきました。

高田氏は、高崎の中心市街地にはたくさんの衣料品店があるが、30歳以上の方をターゲットにした店は少ないことに目をつけ、「自分がほしい、着たいブランドを扱いたい」と10年ほど前に創業した。開店資金を賄うために自らも店舗工事を行ったことなど当時の苦労話を交えながら、現在では4店舗を展開し忙しい日々を過ごしながらもできるだけ店頭に立ってお客様と直に接しているとのこと。

続いて講演した小島氏は、「高額な費用や時間をかけることなく、結婚するふたりらしさを前面に出した等身大のウェディングを形にしたい」と2年半ほど前にレストランをメイン会場としたウェディングのプロデュース業を創業した。打ち合わせ場所さえ確保できれば事業が可能であるとマンションの一室からはじめ、1年後に中心市街地に移転。移転時は中心市街地か郊外か迷ったが、縁あって中心市街地に出店した結果、今ではそれを本当によかったと感じているという。中心市街地に店を構えていることがステイタスや信用につながっているとのこと。また、中心市街地に出店したことによって、商店街の異業種の方との交流が増え、自分の店のことだけでなく、周辺全体で盛り上げることを考えるようになったという。

次に、平成14年から取り組んでいるたかさき空き店舗マップやたかさき商店街マップ、さらに新たに作成している高崎市中心市街地に関する情報提供サイト(たかさきの中心市街地)について、協働パートナーであるNPOぐんまが紹介を行いました。

その後行われた意見交換では、参加者から創業時の不安や迷いをどのように克服したか、資金や業界内のつながりをどのように確保したか、起業時のリスクとその対策をどのように想定したかなど、出店経験者に対する質問が多く寄せられました。また、高崎の中心市街地は立地条件がよいと思うのになぜ入った店がすぐまた空き店舗になってしまうのか、目的が無くても気軽に来られる中心市街地になってほしいといった意見や感想、さらに単独の店でできることは限られるので、通りとして魅力的な店を連ならせる必要がある、そもそもまちなかを利用する必然性を教えてほしいといった厳しい意見も出されました。
また、西一条商店街の理事でもあるコーディネーターのNPOぐんま熊倉理事からは、「厳しい社会情勢の中で地価も下がってきているのでまちなかでは、次の展開が出てくると思う。新規出店は行政へ要望するのではなく、自ら何をしたいかということが重要である。高崎は商都というがその実態は小売業ではなく卸売業であり、今後業務ビルが増えてくると思うが、それに小売業や飲食業が張付いていけばよいと思う。また、今後スマートインターの開通により高崎駅から東方面の流れが出てくると思う。」と今後の展望が述べられ、セミナーは盛況のうちに終了し、終了後も参加者同士による活発な意見交換等が行われました。
 
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